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ガリアーニ
−ミランの現状について−
昨日も更衣室でカルロ・アンチェロッティと現状について分析をした。今シーズンはサンシーロで守りに入るチームを相手に苦戦を強いられている、それゆえにアウェーでしか白星をあげていない、結果はともあれアウェーでは常にいい試合をしているのけれどね。パレルモでも我々は最高の試合をした。守りにまわるチームを相手にうまく攻めることができずにいる。監督にしろ選手たちにしろこの課題にどう対処すべきか理解しつつあると思う。昨日はジャッジミスもあったが、我々自身もいい試合をしたとは言えない。もし、0−0の時点で、我々にあのPKが与えられていたら試合結果も変わっただろうけど。ジャッジについて議論をするつもりはないが、ミスが目立つのも事実だ。もちろん、だからといって我々が思うような試合ができなかったことが帳消しになるわけではない、ただPKにするべき事態が起きたら、そうすべきだということ。ピッチに立ったミランの14人の選手以外に、ミスをした15人目の存在があった、それが主審だ。
−ミランvsエンポリ戦について−
悔しいし、ティフォジたちの気持ちを思うと残念だが、事態の説明は一筋縄ではいかない。このチームは、11人中10人までが、私が「パーフェクトゲーム」と評したあのサンシーロでのマンチェスターとの準決勝戦と同じメンバーだ。21年間サッカー界に関わってきたが現状を説明できる言葉はない、ティフォジたちがそうであるのと同様にね。アテネでのあの決勝戦と唯一違っていたのは、代表戦でチャージを受けたカカーのポストにジラルディーノが入っていたというだけ。カカーがいなかった以外、とくに欠けている選手はいなかった。 問題はホームで苦戦しているということ、何かを変えないといけないのだろうが、何かはわからない。アンチェロッティとは常にいい関係を保っていて、昨日もどうすれば現状を打開できるか話し合った。ミランはスペースがあるときは脅威的だが、ガチガチに守るチームを相手にするとそれが一転する。いずれにせよ昨日のミランは、あPKのの場面はさておき、いいスタートをきっていくつかのチャンスもつくった。あいにく得点には到らず、やがてカウンターをくらって失点してしまったわけだが。とにかく点をとること、これまでのホーム戦をみると流れの中では1ゴールしかできていない、あのパルマ戦のセードルフの得点だけだ、あれだって運に助けられた部分もある。 我々はヨーロッパ覇者であり、選手たちを叱責するつもりはまったくない、彼らは、ヨーロッパ覇者となったときと変わらぬプロ根性をもってベストを尽くしている。とにかくホーム戦での課題をちゃんと見つけて、ミスを繰り返さないようにプレーをすることだ。
−リーグ戦について−
ミランがリーグ戦に身を入れていないというイメージを払拭したいね。そんなことはない。2004年にはスクデットをとり、2005年と2006年は最後の最後までユベントスと優勝争いをした。ただ、昨年はいい結果が出せず、そして今年もいいスタートがきれていない。ティフォジたちにはスクデットも、3年に渡る優勝争いもプレゼントした。けれども去年はペナルティからのスタートとなり、今年はさてどんなふうに終わるんだろうね。今はアウェーで勝ってホームで負けているが、去年はホームで18勝1分けという結果を出している。いずれにせよ我々は常に同じチームで、同じ戦略をもって戦っている。ペナルティのなかった過去3年間は、ミランはリーグ戦でいい戦いをしているんだ。大げさに騒ぐことはない。この時期を乗り越えなきゃいけないが、このクラブ、この監督、この選手たちをもって我々は乗り越えられるだろう。去年のことを思い出すよ。11月はいい結果が出せずにいた、フィレンツェで試合をしたとき我々は15位に低迷していた。でもそれから我々は苦境を乗り越えたんだ。
−ミランvsシャフタールについて−
ウクライナ勢がサンシーロに守りに来ないことを祈るよ!
ただ私は心配していない、すべての試合に集中はしているがね、それがエンポリだろうとシャフタールだろうとマンチェスターだろうと。グラスゴーでのあの驚くべき敗戦を思えば、水曜日はもちろん勝ちにいかないと、サンシーロでの現状を思うと微妙だけど(笑)ウクライナで戦うよりホームで戦うほうが本来ならば白星はとりやすいはずだから。
アンチェロッティ
残念なことにこの試合でも今までのホームでの試合と同じ問題に見舞われた。ラツィオ戦後に再生したと思ったが、実はそうではなかった。今はただ早急に改善策をみつけることだ、ホームではアウェーのときには見られない問題点がある。サンシーロでは相手チームは守りをかためてくるから、我々はスペースをみつけられずに攻められない。
1点をリードされた状況で私はアンブロジーニを前線として起用したが、エンポリはさらに最終ラインを下げてきた。サンシーロに来るチームは、ミランがスペースを見つけて切り込んでいくのを防ぐべく守りをかためてくる、いずれにせよ我々はそれを覚悟しないといけない。去年よりも苦戦を強いられている、チーム自体は昨年のそれと変わらないのだけどね、今日のフォーメーションだって10人まではあのアテネでの決勝と同じ顔ぶれだった。ただ、このリーグ戦序盤、流れの中でとれたゴールは1点しかない。我々はこの結果をきちんと受け止めて早急に改善策をみつけ、希望をもって前に進まないといけない、今後ホームでの2試合という挽回のチャンスを控えているわけだから。このチームはピンチを跳ね返せるだけの力があることをこれまでずっと見せつけてきた。順位に関しては、去年はペナルティのせいで別なかたちでのスタートとなったが、今年はこういう事態になっていて非常に残念だ、なるべく早く挽回したい、とにかく気合いを入れ直すのみだ。
カカーは昨日も今日も練習に参加できず、そのため試合に出られなかったが、水曜までには復帰できるように回復につとめたい。
オッド
確かに僕らはいい試合をしなかった。おそらく、黒星にも値しなかったとは思う。でも、いくつかのミスの代償を払うこととなった。僕らは決めるべき時にゴールを奪えなかったんだ。そして、前半が終わる前に失点をしてしまった。悪いプレーだったし、こういう時は結果がついてこないものだ。今は言い訳しようとしても無意味だよ。次の試合のことを考える必要がある。非常に重要な一戦だからね。
今日のピッチは滑りやすかった。特に芝がびっしりつまっていた場所はね。芝の生え方がこの1週間で変わったんだけど、それが僕らの問題というわけじゃない。それから、PA内でピッコロが手でボールを触れたことに関しても、僕らは文句を言ってはいけないんだ。ああいう場面はファウルになる時もあれば、ならない時もある。繰り返すけど、言い訳をしようとしてはいけない。改善していかなければいけないだけだ。
エンポリは守りを固める試合をするためにミラノへやって来た。いくつかのシーンでは前線に攻めてきたし、いいプレーをしたけどね。彼らは2人でマークするのも上手かった。逆に1対1になった時は、ファウルでカバーしようとしてきたんだ。こうなると苦しいよね。
懸命に働き、こういった試合のことを挽回することだ。おそらく、ラツィオ戦でも僕らは同じような試合をした。でも、あの時はすぐにゴールを奪い、そこから色々なことが変わったんだ。
マルディーニ
苦しい時期に必要とされる適切な言葉を探し出すのは簡単なことじゃない。悲劇的に騒ぐ必要はもちろんないけど、思うようなプレーができないのは気分がよくないね。今は別の解決策を探さなければいけない。ホームで戦う時に出遭う困難は、これからも続くんだから。対戦相手は守りを固めるためにやって来るんだよ。そこから抜け出すための鍵は、僕らが見つけなければいけないんだ。
日本でのクラブW杯のことは選手たちの頭にない。そのせいでリーグ戦での結果がついてこないなどと言う必要はないだろう。僕らは同時にたくさんの大会を戦うことに慣れている。そういった考えは持っていないよ。
僕らは強くあらねばならない。そして、この時期を抜け出さなければいけないんだ。今は壁に頭を打ちつけても、何の役にも立たない。何が嫌か?首位から離されていることだ。でも、それだけじゃない。他のチームとも差をつけられているからね。
カフー
クラブW杯のことを言い訳にしてはいけない。今はそのことは考えていないよ。僕らは結果を残そうと努めているが、実現していない。改善していくしかないんだ。結果を手にするにはそれしかないんだからね。シーズンは長いんだし、他チームに差をつけられてはいけない。勝ち点3を再び手にすることが大切なんだ。
いいスタートを切ることはできた。いくつかチャンスを作ったけど、活かすことができなかった。一方、彼らは数少ないチャンスからゴールを奪っている。終盤には、僕らはアンブロジーニを前線に置いて、彼が空中戦に強いことを活かそうとした。ホームで再び勝利を手にしたかった。僕らのファンの前で、手にできていない3ポイントを奪いたかったんだ。
ジーダは特別な選手。唯一無二の選手だよ。彼には彼の特徴、個性がある。試合前、彼はああいう素晴らしい行動をとった。ファンもそれを受け入れ、彼に拍手を送ったんだ。
僕らは常に全力を尽くさなければいけない。年齢の話なんておくびにも出さずにね。なぜなら、そんな必要はないからさ。ここでは全員が全力を尽くしている。より経験豊富な選手から、チームに加わったばかりの選手までね。サッカーはチームスポーツ。勝つのも負けるのも全員一緒なんだ。
今は必要とされる落ち着きをもってシャフタールと対戦すべく、適切な力を取り戻さなければいけない。でも、同時に適切な怒りも必要なんだ。水曜の試合は重要な一戦だからね。
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