木曜日のボール

著 近藤篤

近藤さんが世界中を歩いて撮った写真が所狭しと散りばめられています。サッカーマガジンに掲載された『木曜日のボール』の40篇+書き下ろしの15篇が。

世界のありとあらゆるところで、ありとあらゆる人が「サッカー」にかかわり、人生をいきている。
そんなことを再認識させられる写真エッセイです。

まず、特筆すべきは、写真ですね。本当に、世界のありとあるゆるところで撮られています。
エジプトのピラミッド、ブエノスアイレスの田舎町、オマーンの砂漠、ナポリの劇場、パリ、フィレンチェ、竹富島などなど。
それも、ラクダとリフティングしてる一枚だったり、少年の素朴な笑顔だったり。
ほとんどが、サッカーにかかわるものです。
素晴らしいです。癒されます。

その脇にあるエッセイ。これがなかなか面白い。
近藤さんは、世界各国を飛び回っておられるので、人生訓というか、考えさせられる言葉が、ちりばめられてたりします。
あと、とてもジョーク好きなようですね。

難しい本ではないですし、エッセイなので、気軽に、どのページからでも開けます。
疲れたときや、落ち込んだときに、笑える力が戻ってくると思います。
人間のにおいがする、やさしい、あったかい本ですよ。

2006