俺が近所の公園で
リフティングしていたら

著 矢田容生

掲示板サイト2ちゃんねるで、、「電車男」より泣けるとサッカーファンの間で話題になった青春サッカー小説が、待望の単行本化されました。

ある日、近所の公園でリフティングをしていたら抜群にサッカーが上手い外国人の女の子二人組にからかわれてしまう。
このモニカとの出会いが、樋口のサッカーライフを激変させ、瞬く間に日本の頂点へと駆け上がっていく、サクセスストーリーです。

この本を読んでいると、サッカーの持つ、たくさんの素晴らしい出来事に、あらためて気づかせてもらえました。
出会い、友情、信念、少年青年誰もが抱く心の葛藤。
もっともこの本は、そのきれいな部分だけを取り上げているという印象は受けますが、やっぱり心にくるものがあります。
「電車男」より泣ける。わからないでもないです。
泣けました(笑)

樋口のようなプレーヤーが、確かに今の日本に必要な気がします。
このサクセスストーリーは、物語であるとしても、樋口のような存在が、今の日本の殻を破るキーパーソンだと思います。

プレーの描写や樋口のプレー中の頭の中は、臨場感はばっちりです。
展開にはひと言ふた言いいたくはなりますが、ありです。
この本の一番いいところは、著者の矢田容生さんのサッカーへの愛がバンバン伝わってくるところです。
読んでいて、楽しい気分、うれしい気分にさせてくれます。

2006.12.27