サッカーを愛する少年と大人の物語です。
サッカーはどこにでもあるんだ、素晴らしいものなんだ、ということを改めて教えてくれる、あったかいサッカー小説です。
小学校のグランドで、もう当り前の風景となっている、ボールを蹴る少年たちの姿。
そんな微笑ましい光景の中でも、当然苦悩や葛藤なんてものが、もちろん存在している。
この本に著されている少年たちの想いは、サッカー少年が誰もが抱くものだと思います。
この本が発行されたのは、06年7月です。
とてもリアルに、今を捉えています。
サッカーを楽しむ。
これって難しいことなんだと思います。
1人でプレー出来なくもないですが、それではサッカーの醍醐味を味わったことにはならない。仲間や環境がとても重要になってきます。
ただ、選択権はあるが、限られている。
とくに小学生などの年代では、大人がその環境を作ってあげないといけない。
だが、大人が作ったその環境で、子供は楽しめるのか?
この本は、サッカー少年、その保護者、指導者らが、
サッカーを楽しむって何だ!どうすれば?
みんなが悩み、答えを見つけ出そうとしています。
桜ヶ丘FCという、チームが好きです。
星川もいいヤツだし、遼介はえらいと思う。とても楽しく読めました。
ラストも、まぁ良かったですし。
この本を読んで、僕が一番感じたことは、
勝利って、なんぞや? ってことでした。
結果がすべてじゃないけど、勝敗を分けることは大事だよな。
とかとか・・・
指導者としては、すごい難しいテーマだと思います。
こうだ! という答えは永遠にないんだろうね。
