J1 31節 2006.11.18
広島ビックアーチ 8,182人
サンフレッチェ広島 1−0 京都パールサンガ
86分 森崎 和幸    

下田 崇 1 GK GK 26 西村 弘司
森崎 和幸 8 DF DF 19 登尾 顕徳
戸田 和幸 14 DF DF 33 角田 誠
盛田 剛平 19 DF DF 7 児玉 新
駒野 友一 5 MF MF 14 中払 大介  out 62分
青山 敏弘 23 MF MF 17 石井 俊也
服部 公太 17 MF MF 15 中山 博貴  out 86分
89分 out  柏木 陽介 27 MF MF 16 斉藤 大介
森崎 浩司 7 MF MF 22 渡邉 大剛
ウェズレイ 10 FW FW 10 パウリーニョ
佐藤 寿人 11 FW FW 20 林 丈統
SUB
木寺 浩一 21 GK GK 21 橋田 聡司
ダバツ 4 DF DF 6 三上 卓哉
入船 和真 30 DF DF 2 鈴木 悟
中里 宏司 15 MF MF 11 星 大輔  in 62分
89分 in  桑田 慎一朗 32 MF MF 13 池松 秀明
上野 優作 9 FW MF 27 加藤 大志
前田 俊介 24 FW FW 24 小原 昇  in 86分
ペトロヴィッチ 監督 美濃部 直彦

コメント
ペトロヴィッチ

今週の練習で繰り返し選手に言っていたのは、今日の試合が難しい、ということ。私たちは福岡戦で3ポイントをとり、ほぼ残留は確実にした。しかし、京都は勝たないといけない試合。気持ちを強く持ってやってくることは予想していた。 さらに我々は、駒野・寿人・柏木らが代表チームに参加していたため、試合前日までメンバーがそろった形で練習ができない。また、寿人は足に問題を抱えていた。厳しい状況だった。
それにしても、京都はいいゲームをしたと思う。引き分けが妥当な内容だった。しかし、幸運にも我々が勝利できた。立ち上がり、なかなかうまくゲームに入れなかった。ボールのないところでの動きは少ないし、コンビもうまくいっていなかった。ただ、浦和や大分、清水といった競った闘いをこれまで落としてきたけれど、今日はこういううまくいかない試合でも1点をとって勝った。これは、チームとしてのクオリティがあがった証拠だ。これで公式戦4連勝。9得点0失点という数字も、素晴らしい。選手も褒めたい。
−数字の上でもJ1残留を決定したが。−
私が就任以来、19試合で9勝2分8敗。得失点差も改善できた。今、サンフレッチェは一つのチームになっている。どんなチームを相手にしても闘えるチームになったと思う。
−柏木については?−
陽介は、前半は身体が重かった。ただ、彼は人間的にも選手としても素晴らしい。後半はいい動きをしていたしね。彼は、我々にとってのダイヤモンドだと思う。
−残留が決定したことで、新しい選手を試すことがやりやすくなったが。−
私たちにはたくさんの若い選手がいるが、今、試合に出ている選手はみんな、出るべくして出ている。トレーニングでどれだけのものを見せているか、ということ。サッカーには若いとかベテランとか、そういう価値観はない。あるのは、いい選手かそうでないか、ということだ。例えば陽介や青山は、若いから出ているのではなく、いい選手だから試合に出ているのだ。
−チームを立て直せた最大の要因は?−
私が広島で始めたことは、選手の選択だ。私がやってきた頃、チームでは一生懸命やっている選手がいる一方で、『俺は試合に出れる』とタカをくくっている選手もいた。私は、名前で選手を選ばない。練習からハードワークする選手を選んだ。そして、『やってやる』という意欲を見せた選手とともに、ハードな練習をやってきた。私たちはそうやって、一歩ずつ成長してきた。それが、J1残留につながったと思う。
−サポーターに対してメッセージを。−
勝っている時に応援をしてくれるのは簡単だが、我々のサポーターは厳しい状況の時にも必死で応援してくれた。そういうサポーターが広島にいることを、私は嬉しく思う。

森崎 和幸

自分自身、ここまでチームとサポーターを裏切ってきたし、迷惑もかけていた。でも、残留が今日決まって、正直ほっとしている。ゴールシーンは、相手がゴール前をゾーンで固めていたので、スペースを見つけて飛び込めた。ウェズレイからいいボールが来たけれど、最初はきっと浩司を狙ったんだと思う(笑)。左足で蹴ったボールが右足むに当たって入った。
守りは、チーム全体の守備意識の高さがあるからよくなったと思う。特に前の選手が、パスコースを限定させることができたことが、大きかった。ただ、ゲーム内容としてはミスも多かったし、満足できない。勝っている流れは悪くはないけれど、反省すべき点をしっかりと反省し、千葉戦までに修正したい。

柏木 陽介

今日は、実質的には試合前のトレーニングだけで臨んだ。前半はうまく噛み合ない部分があったけど、後半に修正して、裏に飛び出せたりシュートを打てたりした。
−ペトロヴィッチ監督が「陽介は広島のダイヤモンドだ」とコメントしたが?−
冗談が好きなんでしょう(笑)前半、少しネガティブになった部分もあった。後半には修正できたけど、特に攻から守への切り替えが遅い部分があった。ただ、とにかく勝ててよかった。ここから、何も考えず上を目指すことができる。 AFCアジアユースから戻ったばかりだったが、コンディションは思ったよりしんどくなかった。練習では途中で切り上げるぐらいだったけど、試合が始まってみると思ったよりも動けたと思う。U−19では自分が中心になって動けたけど、チームではそういう余裕はない。Jリーグのほうがレベルは高いから。それと、良いグラウンドでやれるのは、とても幸せなことだと感じた(笑)。チームがとても良い状態で来ているので、それに取り残されないように頑張って行きたい。

佐藤 寿人

福岡戦よりも我慢が必要な試合だった。ただ、今日の試合に関しては、カズがもともと持っている能力の高さ、得点感覚の鋭さが証明されたと思う。あのポジションで自分の色を出しているというのはすごいこと。代表でも後ろからのビルドアップが求められているし、そういった意味ではカズは代表入りも目指せるはず。広島から、1人でも多くの代表選手が出ればいい。今日はMVPクラスの活躍をしてくれたと思う。
得点につながるファウルを得たシーンでは、すぐクロスをあげるよりも切れ込んでいったほうがいいと思ったから。ただ、それ以外のシーンでも、もっとチャンスを作れたと思う。
まあ、苦しみながら勝ち点3を取れた事は大きい。選手の中では、福岡戦の勝利で『残留』というよりは『上が見えた』という感覚が大きくなっている。残り3試合で1つでも多く勝って、しっかり上のチームに食らいついて、最終的に一桁順位で終えることができればいい。
−代表では出番がなかったが?−
試合に出た方が疲れはある。コマは、実際しんどそうだった。だけど彼はいつも通りのプレーをやってくれたと思う。自分としても、足に多少の問題があったので、治療に専念する時間があったことは大きい。

back