|
ペトロヴィッチ 今日はみなさん、どういうふうに試合をご覧になりましたか?
私にとっては、難しい試合でした。川崎はどうしても勝ちたかったはずだし、私たちも勝ち点を持って帰りたかった。川崎がいいチームだということはわかっていたが。
前半はゲームをコントロールしていたし、川崎にはチャンスがなかった。いい守りから危険な攻撃を仕掛けられた。1点を取ったのは必然だ。
しかし、ケガでダバツが交代してから、守備が慌しくなった。そして後半、川崎が前がかりにきていて、とられるべくして点を失ってしまった。そこから、点のとりあいになった。
川崎は、2回はいいチャンスを迎えたが、ラッキーなことに点は入らなかった。一方、我々も寿人が100%のチャンスを迎えたが、決めることができなかった。
ただ、お客さんやテレビを見ている人には、攻撃的な試合を見せられたとは思うけど。
サンフレッチェはいいチームになったと思う。どんなチームとやっても、互角に戦えるようになった。だが、まだまだ成長過程。これからもっともっと、よくなっていく。
残留争いから、私はスタートした。そこからアオ・陽介・シュン・チュウと、若い選手が成長してきている。もっと成長できると思う。
私たちのチームは、スターがいるわけではない。が、いいチームになったと思う。
−3回リードして勝てなかった。どうしてこうなったのか。−
ダバツのケガで、守備の安定がなくなった。また、ボールのないところでの走りも少なくなった。それは、チームとしての経験不足。こういうゲームを繰り返して、チームは経験をつんでいく。
−残留争いの中、この勝ち点1はどうとらえるか。−
前半はいいゲームだった。後半はどちらに転んでもおかしくない。こういう相手に対して、リードしてもしっかり落ち着けさせるには、もう少し、チームとしての経験が必要だろう。
−ダバツの交代で流れが悪くなった。−
我那覇が下がってボールを受けようとした時、ちゃんとしたタイミングでアタックにいけなくなってしまった。、また、マークの受け渡しもよくなかった。ただ、川崎相手に3−3、3ヶ月の間にここまで成長できたことを見てほしい。
−前半はよくコントロールしていた。−
ウチの若い選手にとって、今日のような速いテンポの試合を戦い抜くには、もう少し時間がほしい。
−勝ち点1はポジティブか。−
私たちにとっては、たとえ1でもそれはポジティブだ。しかも、まだまだ成長できるチームである。ただ、これ以上のステップにあがり、優勝を争うようになるには、いくつかのポジションにクオリティの高い選手が何人か必要になる。そうなるべく成長しないといけないが、そこまではまだ時間がかかる。
ただ、とんかく、ウチの選手には敬意を表している。ここまで成長してくれたことに。
ダリオ・ダバツタックルして倒れた後、立ち上がる時に右足をひねってしまった。ただ、ケガをした僕の右足は、左足と違い、自動車のアクセルを踏むくらいの役割しかない。次は絶対に出たい。
森崎 浩司3点目は、この間の僕の点と逆の形だった。寿人のマークを自分に引きつけられたと思う。3人の関係はよくなっている。
ただ、中盤のバランスが崩れてしまった。勝ち越した後に落ち着いていて、相手がくるところを受け止めていけばよかったが、焦りがあったのか、みんなが一緒に前に出たりしていた。中村選手がいつもフリーになっていたが、そこをつかまえるための声も出ていなかった。
失点は後ろだけの責任ではない。僕らもこういう試合を何度か経験しているわけで、こういう時にしっかりと僕がアオや陽介に声をかけてあげないといけなかった。彼らは責められない。
川崎はいいチームだったし、こういうゲームを経験していくことで成長すると思うけれど、勝ち点3をとりたかった。4点目を狙っていたんだけど。
戸田 和幸今日の試合の結果は、後ろのせいです。正直、恥ずかしい。できれば、誰にも会いたくない心境だ。
確かに中盤でパスの出どころを抑えられなくなったのは確かだ。相手が人数をかけてきたことも間違いない。でも、それと失点したことは別。ミスから失ったからだ。
特に1点目と2点目は悔いが残る。オフサイドをとりそこなったり、コミニケーションがとれなくて相手が見えなくなっていたり。瞬間的なつながりがなくなっていた。
ゲームの入り方はよかった。前半に久しぶりに先制点が取れたし、ああいう形でやっていけば、チームとしてよかったと思う。
ただ、個人としては厳しい時にどれだけしのげるか、というところ。最後はしのがないといけないし、どんな理由があっても、3点を失っては・・・・・。
佐藤 寿人−ハットトリックだね。−
個人のことは関係ない。僕が4点目を決めていれば、勝っていた。また、自分がボールを失ってスローインにさせてしまったことから、失点している。チームに迷惑をかけた。
−4点目を決められなかったことに責任を感じているの?−
僕はそんなにスーパーな選手ではない。みんなでボールを前に運んで、最後に自分が決めるのが役割。その最後の役割を担う自分が外していては、勝てない。もっとトレーニングしないといけない。
−それでも得点は3つ稼いだ。特に、ウェズレイとのコンビは秀逸だね。−
2点目の時は、ウェズレイがシュートを狙っていたから、そこにDFがいって僕がフリーになれた。そうなると、絶対に彼はパス出してくれる。3点目の時は、ウェズレイがボールを持った時、浩司がニアに走ってくれた。そのために、DFが浩司について僕がフリーになれた。今まで僕とウェズレイだけの関係だったが、そこに浩司が絡んできてくれている。それはいいと思う。
でも、4点目は・・・。フリーだった。少し浮いたのでトラップせず、ダイレクトで狙った。コントロールしていたら、と思ったけれど、ポポが「もしコントロールして外したら、ダイレクトで打てばよかった、と思う。いつもそういうことの繰り返しだ」と言ってくれた。そのとおりだと思う。
ただ、決めないといけないことは間違いない。しっかりと反省しないといけない。
−点をとって取り返してくる。川崎の迫力については?−
恐怖心も正直あった。へこたれない強さを感じた。ただ、僕が4点目を決めていれば、時間帯からいっても、あそこからさらに取り返すのは難しいと思う。 |