J1 12節 2006.5.6
広島ビックアーチ 12,466人
サンフレッチェ広島 1−0 アビスパ福岡
(87分)駒野 友一    

下田 崇 1 GK GK 16 神山 竜一
吉弘 充志 18 DF DF 22 中村 北斗  out 62分
小村 徳男 3 DF DF 4 金古 聖司
盛田 剛平 19 DF DF 5 千代反田 充
駒野 友一 5 MF DF 3 アレックス
戸田 和幸 14 MF MF 7 宮崎 公平
服部 公太 17 MF MF 6 布部 陽功
out 89分  ベット 6 MF MF 15 吉村 光示  out 75分
out 71分  森崎 浩司 7 MF MF 14 古賀 誠史
上野 優作 9 FW FW 27 田中 佑昌  out 46分
佐藤 寿人 11 FW FW 36 グラウシオ
SUB
木寺 浩一 21 GK GK 25 岩丸 史也
in 99分  八田 康介 2 DF DF 2 宮本 亨  in 62分
中里 宏司 15 MF DF 19 長野 聡
李 漢宰 16 MF MF 9 薮田 光教  in 46分
in 71分  高柳 一誠 25 MF MF 10 久藤 清一
桑田 慎一郎 32 MF MF 26 城後 寿
橋内 優也 26 FW FW 17 川島 眞也  in 75分
望月 一頼 監督 松田 浩

コメント
望月 一頼

試合前から、今日が一番厳しい試合になるだろうと思っていたし、選手たちにもそう伝えていた。実際そうなったと思う。
前半は、どちらのチームも布陣を変えたところがあって、そこが機能するかどうか、ということを見極めつつやっていた部分がある。福岡は前にボールを運んできて、我々が守る時間が長かった。ただ、我々はしっかり守っていたし、サイドを突破されてクロスを入れられても、GKを中心に身体を張った。その後は、自分たちにもチャンスはあったと思う。
後半は、福岡がより動きをつくってきたので、対応に苦労した。ただ、やっている選手たちは慌てず、最後のところから逆算してプレーしてくれていたので、最終的にゴールを失うことはなかった。そして、いい形でボールを奪って作ったチャンスを、それぞれの選手が良さを見せてゴールにつながった。最後は圧力がかかったが、こういう試合が続いていたので慌てず守ることができた。
福岡が攻撃的なサッカーを仕掛けてきたということには敬意を表したいし、勝つことができたのは天候など様々な要因が味方してくれた結果だと思う。
−「今日が一番厳しい試合になる」と思ったのはなぜか。−
連戦が続き、体力的に厳しいこと。そして初勝利をした後のゲームだったから、というのもある。口で『ゆるめてはいけない』と言うことは簡単だが、なかなかできることではない。選手たちには「戦う姿勢を持ってやるということを、決意するところまで持っていってくれ」と言う話はしていた。選手たちは、ゆるみなくやってくれたし、そこは誇りに思う。
また、福岡は前節、ホームで負戦しているだけに相当なモチベーションでやってくると思ったし、我々のやり方も研究されているはず。そういう意味でも厳しいと考えた。
−下田が非常に良かったと思うが、彼の評価について。−
「下田が良かった」と言っていただくのは非常に嬉しい。彼があれだけできることは、私も選手たちも、そして下田自身も信じていること。これまではチームの勝利につながってはいなかったが、彼はずっとチームに貢献していた。今日が特別ではなく、彼は自分のプレーを自分のレベルでやった、ということ。それをプレッシャーの中でやった、ということに価値がある。
−高柳の投入の意図は?−
あの時間帯は、後ろに圧力を受けていた。あそこでもう一度、中盤をギッシリとさせる必要があったから、彼を投入した。
−森崎浩司の起用理由と評価は?−
彼は練習でもずっとよくやっていた。ナビスコカップでもいいプレーを見せていた。先発に値するプレーをずっと見せてくれていた。それに加え、彼の攻撃時でのクオリティや精度の高い左足は、セットプレーを含めて我々の力になる、と考えた。彼は非常に良くやった。与えられた役割を忠実にこなしてくれた。チームの一員として役割を果たしてくれた。

駒野 友一

FKのシーンは、ベットが蹴るのかなと思った。でも、ベットが直前でキッカーを譲ってくれた。自分としては下を狙うFKの方が得意だし、戸田さんからも下を狙った方がいい、と言われていたので、想いは確信に変わった。
今日のやり方は、ここ数試合ずっとやってきた戦術だし、チーム全体でやりきらないといけないもの。特に今日は攻守の切り替えがテーマだった。勝てたからよかったし、FKでのゴールは自信になる。ただ、自分としては得点よりもクロスにこだわりがある。
開幕から厳しい状況が続いていたのに、こんな雨にもかかわらず、サポーターがたくさん集まってくれたのは本当に嬉しいし、感謝している。

下田 崇

ここまで勝てなくて、サポーターに申し訳なかった。
とにかく1つのやり方を、みんなが90分間やりとげることが大切だった。やり方の内容ではなく、監督の言う戦術を徹底して集中すること。それがないと、チームがバラバラになってしまう。

小村 徳男

後半はセカンドボールが拾えなくて、なかなかうまくいかなかった。向こうは激しく運動量も多く迫っていたんでね。そんなにラインを押し上げないようにベンチの指示が出ていたんだけど、あそこでボールを拾えたら、もっと楽だったと思う。
ベンチの指示は、押し込まれてゾーンが下がった時に、シモの視界を広げるようにと言われていた。あまりペナルティエリアの中に人がたくさんいると、少しぶれただけで失点してしまう。前節のようになるべくペナルティエリアの外でプレーをさせるように心がけていた。またマークの受け渡しとか、後ろの選手に常に声をかけていた。
相手のセットプレーのときのマークは、ミーティングでも言われていたんだけど、実際は人数のかけ方とか人とか違っていたので、最初は相手をフリーにしてしまっていた。そこで失点していたら、このような結果にはならなかった。
DFとしては、ずっと守り一辺倒だったから、しんどかった。でも辛抱強く守って、少ないチャンスをものにした。高い確立で点を決めて、狙い通りだった。
監督が代わって2勝1分1敗。勝ち点7.でもまだまだこれから。下に落ちないようにするというマイナスの考えより、どんどん上に上がっていくんだという思いでやっていきたい。ただ、1つでも勝ち点を多く取れたことは大きかったと思う。新監督がきて、どのようになるか分からないが、とりあえずここまで仕事はできたと思う。
現実の僕らの力を認めないといけない。理想ばかり追い求めても結果が出ないと仕方ないし、まだまだ力が足りない。こういう戦い方をしないと勝てないというところからスタートすることを、選手たちが意識しないといけない。

森崎 浩司

今日は自分のプレー、特に持ち味は出し切れなかった。ただ感じたことは、苦手な部分を頑張ることが大事だということ。チームのために頑張るつもりだったし、勝ててよかった。負けたくなかった。
今日の自分の役割は、相手右サイドの中村と光平さんをケアすること。いつものトップ下だったらとは思うが、それがチームの役割だったし、仕方ない。
前半はFWが頑張ってくれたんで、僕らも押し上げられたが、後半は体力も落ちてきて、セカンドボールの意識も低くなってしまった。ホームだったので点を取りたいという意識があったと思う。僕らも押し上げられたらよかったけど、後半苦しかった。よく守りきれたと思う。
守備の意識は高い。望月監督のやりたい守備的なサッカーにみんながトライして、我慢強くできた。本当にみんな集中力は高まっているし、監督もそこを求めていると思う。

佐藤 寿人

今日の勝利はサポーターが声援を送り続けてくれたから。サポーターに勝たせてもらった勝利です。
コマが決めてくれた事で喜べたし、終了のホイッスルの鳴った瞬間、もっと大きな喜びに変わった。いい内容で勝てるのがベストだが、今のチーム状況だと結果重視になってしまう。でも、勝ち点3を奪うことに変わりないので、今やっていることを継続して、ナビスコでも、再開後も上位を目指したい。もっともっと勝ちたいです。今日はコマが素晴らしいフリーキックを決めてくれた。
代表のFW争いが厳しいのは分かっている。キリンカップあと2試合、悔いのないようにアピールして、15日の発表を待ちたいです。

back